データでみる、最近の進学率や進学費用
こんにちは!
お金を活かすコツを伝授する、FPの鈴木幸子です☆
バブル崩壊から伸び悩む日本経済、年収も比例しています。
そんな時代が来て30年以上が経つのですが、教育費事情はどうなっているでしょうか?
現在、大学進学のお子様を持つ親が大学に行っていた頃(1995年)
国立大学の入学+初年度学納金は、70万円位でした。
まさに私は1978年生まれなので、このころに大学へ進学しています!
令和元年には82万円 17%UPしています!
公立大学が、80万円→93万円 16%UP
私立大学が101万円→115万円 14%UP
大学の数は増えてます!
1515校⇒2577校 学部数や選べる種類も細分化。
進学率は?65%⇒82%
そのうち大学のみの進学率は 32%⇒54%(浪人生含む)
そして、奨学金の受給率は?21%⇒49%
まとめると
この25年間で、大学の数は1.7倍になり、進学率は上昇!
中学校のクラスが40人だとすると
22人が大学へ進学、11人が短大や専門学校へ、
7人が就職するか、家事手伝い、ということ。
そして進学した33人中16人が、
何らかの奨学金をもらうか借りて、学生生活を送っている。
ちなみに、1978年生まれは167万人、2002年生まれは115万人 31%減っています。
ここからは、延べ人数を羅列します!
1978年生まれの167万人中、
53万人が大学へ、55万人が短大・専門学校、59万人が就職・家事手伝い。
2002年生まれの115万人中、
62万人が大学へ、32万人が短大・専門学校、21万人が就職・家事手伝い。
あれ?
大学の数は70%増えているのに、進学者数は16%しか増えてない。。
つまり、1大学に在学する生徒の数が少なくなっている!?
学費、上がるのは必須ですよね。。。
奨学金をもらうか借りている人は?
1978年生まれ、22万人。2002年生まれ、46万人くらいの予定。
上記の数字を見て、皆さんはどう思いましたか?
私の娘が2002年生まれです。
彼女には、「教育は投資だ!」と説明しています。
そして、場合によっては奨学金も借りさせようかと検討しています。
返さなきゃいけないお金があるから、稼がなきゃ!!
1人暮らしで生きる力を身につけさせたい、って思うけど、
もっと必要な生きる力って、何だろう?
教育は自分に、社会に役立つ能力、という価値をつけるための一つの手段。
その価値を社会に還元し、稼ぐことで、生きていける。
そんな「生きる力」も体得できる大学生活を送ってもらいたいな、と思っています^^
※上記のデータは、娘の学校で配られた「キャリアガイダンス」から抜粋しました!