こんにちは!
浜松市でお金を活かす FP事務所
ギフトユアライフ浜松 鈴木幸子です。
静岡県の地震発生率、南海トラフは30年以内に70%と言われています。
それもマグニチュード8-9クラスの地震だそうです。(政府 地震調査研究推進部)
30歳の人が60歳になるまでに70%の確率で地震が起こるって・・・。
30歳で元気だった人が、60歳までに亡くなる確率は、3%位。大差ですね。
2016年4月に起きた熊本地震による
地震保険金の支払件数は20万1,186件、金額は3171億円。
東日本大震災に次いで2番目の多さでした。
地震保険は、政府が主導で設計され、
民間の損害保険会社に販売や給付等を委託しています。
そのため、どの保険会社で加入しても、金額は一緒です。
気を付けたいのは、共済の仕組み。
共済は、独自の組合員の中での助け合いの為、国主導の地震保険には加入できません。
また地震保険は、火災保険のオプションとして加入する必要があり、
地震保険を単独で加入することができません。
さて本題の保険料の値上がりについて
2014年7月には、全国平均で15.5%の値上げが実施されました。
しかし、その1年後には再値上げの届け出が金融庁に申請されています。
2017年1月の料率改定を皮切りに、
2019年、2021年の3回に分けて行われ、全国平均で19%の値上げが予定されています。
地震保険の加入の仕方として、この料率改定の影響を5年間先送りできる方法があります。
保険料を5年長期で払ってしまうことです。現在の料率で払ってしまえば、5年間の保険料は上がりません。
自宅も仕事も失い、未来が描けない時の地震保険の受取は明日の希望になるかもしれない。
地震保険の家計への負担は大きくなるが、だからこそいざという時に役に立ってくれる。
最優先で準備しておいていただきたい補償です!
ちなみに私は、建物だけでなく、家財に対しても多めの地震保険をかけています。
なぜなら、地震保険は火災保険での建物評価額の半分までしか保険金として設定できないからです。
つまり、2500万円の物件が地震のあとの火災で燃えてしまった場合、
1250万円しか保険金は出ません。(特約などは無いとして)
同じ家どころか、家財も全部ダメになっているわけですから、家を建てることもままならず
住宅ローンが残っていたとしたら、住むための賃貸住宅とローンの2重苦になってしまいます。
そこで活躍するのが、家財保険。
こちらは家族の人数によって設定できる目安の家財金額があるのですが、
例えば火災で家財が燃えて1000万円だったとすると、地震の場合には500万円の保険金。
つまり、地震のあとの火災で全焼してしまった家を、
1250万円+500万円=1750万円位で建替えるなどの選択肢が可能となります。
特約等でもう少し地震への備えを充実させることができたり、
国主導の地震保険に独自の補償を上乗せして、火災保険と同額の支払いを実現する商品など
地震保険への備えを充実させる制度を始めている損害保険会社もあります。
地震保険をまとめると
①国主導で設計されている
②民間の損害保険会社に委託、共済は別団体
③火災保険金額の半分までしか保険金額を上げられない。
④地震のあとの火災は、地震保険でないと備えられない。
⑤保険料がどんどん上がっている!!
地震保険の必要性を営業さんから聞いたことありますか?
何よりも最優先に、住まいを守っていくためにも、地震保険の加入はお勧めしたいです。
何かあったときにいち早く相談できて、専門性の高い
ギフトユアライフ浜松、初回無料相談を行っていますのでお気軽に!