住宅ローン 昭和の常識は平成の非常識!?
作成日:2017年01月27日(金)
こんにちは!
お金を活かすFP事務所
ギフトユアライフ浜松 鈴木幸子です!
「住宅ローンの頭金は2割で」
昭和の時代からずっと言われていることですし、
今でも住宅雑誌を開けば、よく目にします。
お金の使い方には、もちろん賛否両論、
様々な意見があることは承知ですが、
一つのアイデアとして 私の考え方をご紹介します。
実際に家を購入する際、本当に頭金を入れるのが得策でしょうか?
現在の日本は昭和の時代と違って、住宅ローン金利は1%前後。
では昭和はどうだったか?
<昭和48~平成3年の安定成長期>
フラット35を提供している住宅金融支援機構が、
参考で出している旧公庫融資基準金利は、昭和50年で5%前後。
平成に入って徐々に2%まで下がり、現在は1.5%前後。
フラット35とは、35年間貸付金利が変わらない住宅ローンのこと。
例えば、3000万円を5%で借りた場合
月々返済は約15万円(うち利息12.5万円)
返済総額6360万円(利息3360万円)
最初のうちは利息ばかりで元金が減らない、、、。
3000万円を1.5%で借りた場合
月々返済は9.2万円(うち利息3.7万円)
返済総額3,858万円(利息858万円)
返済総額の差額は ナント2500万円!!
これだけ違えば、住宅ローンの常識も変わるかもしれませんよね!
昭和の時代は売り手市場、銀行は企業への融資が第一ですから、
住宅ローンは貸してあげる、が基本。金利は下がりません。
今はというと、たまに自宅に飛び込みで、
住宅ローンの借り換えを勧めに銀行が来る、、。
昭和じゃ考えられないほどの買い手市場だと思います。
買い手市場は、
価格競争(金利の値下げ)や付加価値の提供が活発化。
民間の銀行で貸し付ける変動金利の住宅ローンは、
金利がぐんぐん下がり1%を切っています。
死亡だけでなく、病気で働けない時も
一定条件を満たすと住宅ローンが完済される保障も選べます。
政府が推し進める景気対策の一つとして、住宅ローン減税があります。
簡単にご説明すると、借入当初10年間は、
年末残高の1%を上限に、所得税や住民税が還付される特例。
住宅ローンを貸してくれてありがとう、と支払った利息が約1%
年末に景気対策に貢献してくれてありがとう、と政府が税金を返してくれる。
詳しくはこちらへ
この住宅ローンには、いざとなれば完済される保障がついている。
ちょっと乱暴な言い方ですが、
「当初10年は、タダで保障付の住宅ローンを借りられる」かもしれない。
この状況で、住宅ローンの頭金2割、本当に支払いますか?
「頭金を入れられるけど入れない」「繰り上げ返済できるけどしない」
という選択もあるのではないでしょうか!?
お金が貯まってから・・、と家賃を払いながら頭金を貯めている
早く完済したいと・・、と繰り上げ返済を頑張っている
この選択、一度疑ってみるといいかもしれませんね!
住宅は人生で最大の買い物。
ライフプランを立て、
慎重に計画する必要はありますが、
将来が家が欲しいとお考えの皆様は、
早い段階で検討を始めてみるのもいいですね!
弊社では、初回無料相談から始まり、
ライフプランカウンセリングや
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