住宅ローン金利って、どうやって決まりますか?
作成日:2016年08月15日(月)
こんにちは!
浜松市でお金を活かす 会員制 FP事務所
ギフトユアライフ浜松の 鈴木幸子 です。
今日は「住宅ローンの金利の決まり方」をご紹介します。
住宅ローンを借りたい場合、まずは「事前審査」といって、
いくらぐらいの住宅ローンを借りたいのか、
どんな仕事をしているのか?などを伝え、銀行に審査を申し込みます。
銀行は、依頼者の信用調査や勤続年数、職業の属性などを勘案して
貸していい相手か(信用力)
しっかりと返してもらえるか?(支払い能力)
いくらまで貸して大丈夫か??などを検討し、
貸し出せる金額と、金利を決めます。
ちなみに、この信用調査の際に
携帯電話の分割払いを滞納したりしていると、
審査に通らない場合があるので気を付けましょう。
一般的に、支払い能力が高い人は、金利が下がりやすい傾向にあります。
○ここで提示される金利の中身は、大きく分けて2パターン。
金利に死亡保障が含まれているパターン
含まれていないパターンです。
前者が一般的な金融機関で借りた場合
後者が、住宅金融支援機構フラットで借りた場合 です。
住宅ローンは高額になることが多いです。
稼ぎ手である債務者が死亡してしまった時、
遺族が住宅ローンを負担し続けるというのは非現実的です。
銀行としても支払い能力のない遺族に請求することは避けたいものです。
フラットを借りる際には、別で死亡保障を検討する必要があります。
住宅ローンについている死亡保障を団体信用保険(団信)と言います。
住宅支援機構の団信を利用してもいいですが、
民間の生命保険会社の保険料の方が安い場合があります。
保障内容も選べますので、比較検討していきましょう!
○住宅ローンを借りるときに必要なものとして、
住宅ローンの保証料があります。
住宅ローンの保証料とは、債務者が住宅ローンの返済ができなくなった時、
保証会社が債務者に代わって住宅ローンの肩代わりをするための保証料です。
銀行にとって住宅ローンをきちんと払ってもらうための保険料を債務者が払う、ってことです。
銀行は、保証会社に払ってもらってローンを回収できるのですが、
債務者は保証会社に払い続ける必要があります。
稀に保証人扱いでの引き受けをしてくれる場合もあります。
その場合には保証料は必要ありません。
上記二つが、まず知っておきたい住宅ローン金利の中身です。
また、最近ではこれ以外にも
がんになったら住宅ローンが完済される保障や、
重病になって働けない期間が一定期間あった場合に、支払いを肩代わりし
最終的に完済してくれるような保障をつけられる住宅ローンも出てきています。
長くて40年もの期間の借金を約束する住宅ローン、
自分達のライフプランに照らし合わせて、しっかりと比較検討して選びたいものですね!