インターネットで自分の年金を見れるってホント!?
作成日:2016年07月26日(火)
こんにちは!
浜松市でお金を活かす会員制FP事務所
ギフトユアライフ浜松の鈴木幸子です。
年金と言えば、
2009年から社会保険庁主導で始まった「ねんきん定期便」。
日本においては、
国民年金・厚生年金はみんな加入するのが義務となっています。
送付される時期は、毎年の誕生月です。
普段ははがきサイズの定期便が届きますが、
35歳・45歳・59歳の時には、特別な封筒が届き、
より詳しい内容が記載されています。
実はこの三つの年齢、理由がちゃんとあるんですね。
35歳・・年金は25年の最低納付期間が必要です。
「今始めないと、将来年金が無いですよ~」という時期
45歳・・最短で年金受給権利(300か月)を獲得するタイミング。
59歳・・あと一年でもらい始める人が居る時期。
今後は65歳からの人が多い。
現在58歳以降で厚生年金を払っていた女性は、
60歳から厚生年金部分の年金がスタートします。
さて、この「ねんきん定期便」
どんなことが記載されているかご存知ですか?
○年金加入期間
○年金見込額・・50歳未満の方は、加入実績に応じた年金見込み額。
50歳以上の人は、このまま加入し続けて60歳を迎えた場合の見込額。
※50歳以上の人は、だいぶリアルな年金額が分かるようになっている。
○保険料の納付額
ここまでが、はがきサイズにも記載されている情報です。
上記の3つの年齢で届く封書には、より詳しい下記の情報が載っています。
○年金加入履歴
○厚生年金保険料の計算の基準になる給料の平均(標準報酬月額等)
○国民年金のすべての期間の納付月数・状況
ここで
「わぁーー、今年金定期便が無い、詳しく知りたいのに!!」
という方
「安心してください!見れますよ!^-^」
実は毎年届くはがきを見て頂くと、
「ねんきんネット」のアクセスキーが記載されています。
届いて3か月以内だったら、
ねんきんネットサイトにいって、
はがきに記載されている基礎年金番号や、
アクセスキーを登録すると見れます!!
3か月を過ぎてしまっていた場合も、
そのサイトでアクセスキーを請求できます。
1週間くらいで、
アクセスキーの記載されたはがきが届きますので、ログインしてみてください。
インターネットでは、上記に加えて、色々な試算ができます。
○今後の年収を予想して入力すると、その前提に立った年金額見込み額が試算できます。
○未納や免除期間の詳細や、追納できる月数
○「私の履歴整理表」という加入履歴が印刷でき、年金事務所での相談にも使えます。
今までの加入はどうだったか?
今後どのように加入していく予定なのか?
以前に比べ、国の情報開示が進んでいます。
この国の姿勢は、
「日本における老後は自己責任で準備する部分がある!」
ということを示唆しています。
将来「こんなはずじゃなかった」とならないように、
自分の年金を把握することが大事です。
これにより、将来を見通すきっかけになるかもしれません。
まずは、こちら へ