ゲノム医療は夢の治療法?
こんにちは!
お金を活かすFP事務所
ギフトユアライフ浜松の鈴木幸子です。
先日、浜松医療センター主催の市民講座に参加してきました☆
テーマは、オバマ大統領が一躍有名にした「ゲノム医療」について。。
現在、日本のゲノム医療予算も50億円を超えているとのこと。
概要をお伝えします!
ゲノム医療の進化は、機械技術の進化と共にあり。
人間の体を構成する「遺伝子」は、一人一人違います。
その遺伝子をより詳細に検査することができるようになったことで、
がん=遺伝子のキズ、異常 が原因である、ということがわかってきたそうです。
今までわからなかったがんの原因がわかった、ということは、対策を打つことができますね。。
ただし、現在の医療では遺伝子が特定できても対応できる薬剤は1-2割しか開発されておらず。
そしてもう一つの問題は、公的医療制度における対応です。
現在、ゲノム検査(遺伝子パネル検査)が健康保険で受けられる人は限られています。
・他に治療法がない希少がん
・標準治療が終わって他の治療法がない患者で、治療に耐えられる体力が残っている人
のみが、対象となるそうです。
静岡がんセンターで行われている治験で52症例あるそうですが、
実際にがん遺伝子が分かって、該当する薬剤が見つかり投与されている方は1-2人って言ってたかな。。
講座を受けてみての感想です。
もし私だったら!?
がんと診断されたファーストアクションで「遺伝子パネル検査」やります!
原因が分かってから対策を打ちたいし、対応できる薬がないなら
効かないのが分かっている標準治療で、毒を盛ったり(抗がん剤)したくない!
自由診療になるけど、実費を出してくれるがん保険が世の中にはある!
あ!でもそもそも論ですが
ステージ1-2などの初期だったら、外科手術でいいはず。
つまりは、初期で見つけるための詳細な健康診断を受けることが大事。
更には、健康管理の方がよっぽど大事!!
結局、今の段階では「どれだけ延命できるか?」というデータがゲノム医療の目的なのかな。。
あくまで医療に素人の私が、市民講座で聞きかじった情報ですので、あしからず。
どんながんでも治る、夢の治療、というわけではなさそうです。。